2006年06月12日

ももいろ

1日遅れたー!!
なんと第一回目から有言不実行という…。


本日の単語は「алый」でございます。(写真下から2番目)
※発音は「アリー」でよろしいでしょうか?

ももいろ


露(左):алый   読み方:アリー   品詞:形容詞   意味:鮮紅色の、真紅の、真っ赤な

日(右):момоиро   読み方:モモイロ   漢字表記:桃色   品詞:名詞   
                     意味:桃の花の色、薄い赤色


まず、これだけでもわかるように、桃色鮮紅は全く違うと思います。
桃色を見て、「赤」ということはないような。
その当時、「赤」ということばがなかったのなら納得はいきますが、他にも赤っぽい色をあらわす言葉はたくさんあるようなので、あえて「桃色」と言った意図がわかりません。
はたして、何を見せて「これは何?」って尋ねたんでしょうか…。
または、ロシア人と日本人では、色の捉え方が違うんでしょうかね。

は!びっくり! もしかして、桃を見せたのかな。
昔の桃はどうかわからないけど、今の桃って、下のほうはピンク色というか白っぽい部分もあるけど、上の方は紅い部分もありますよね。

わはは。一人でお粗末な妄想をして楽しんでおります。




桃色ってこんな色ですよ?
桃色」←クリック♪

もし本当に真紅のものを指差されて、「これは何?」と聞かれたら、こっちのほうが正解だと思います。
例えば「紅色」←クリック♪

または「」←クリック♪




それから、ロシア語のほうでも、
красный  読み方:クラスニー  意味:赤い、紅い

алый
もやっぱり似ているようで、非なるものなのでしょうか?




ここで豆知識!グー

ロシアの有名な「赤の広場」ってあるじゃないですか。
ロシア語では、「Красная площадь」 クラースナヤ・プローシャティ(?)

テレビでごらんになったこともあるかと思いますが、赤くないですよね。
私は共産主義の赤かと思っていましたが、どちらも間違いのようです。

Краснаяには、赤いという意味もありますが、同時に「美しい」という意味があります。
ですのでどうやら、あれは「美しい広場」ってことらしいですよ。



と、ここまで書いてみて、なんとまとまりのないことよ!
どうすればわかりやすいか、考えながらやっていかないとまずいな。

まずはここまで。
また書き足したり、訂正したりしていきますので、随時チェックしてみてください。


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Posted by おりじん at 13:08│Comments(5)漂流民
この記事へのコメント
流石!おもしろい!勉強に」なります!
Posted by アクア at 2006年06月12日 15:16
なんか、どうやって書けばいいかわかんないんですよー。
一人で研究するなら簡単なんだけど、みんなにわかりやすく伝えるのが難しい。しかも、ブログで。

質問、感想、どんどん寄せて下さい!
みんなで作っていきましょう。
Posted by おりじん at 2006年06月12日 15:38
比較文化論って何か面白いっすよね~
たまたま昨日読んだ本に、
ロシア語では日曜日を「復活の日(Voskresenye)」と呼ぶって出てました。
キリストの復活的意味合いなら、ロシアでは、日曜日が週のはじめって思われてるんでしょうか。
日本は、土日が週末で、月曜始まりって感じが一般的な気がしますが。
Posted by キングT at 2006年06月14日 10:08
私もこれを進めていく上で、ロシア正教についても調べなきゃならないなーと思ってます。
でもキリスト教が基本なら、日曜日は安息日なので、やはり月曜日が始まりじゃないのかな。
Posted by おりじん at 2006年06月17日 10:55
ゴンザの辞書に特化したブログをやっています。
ゴンザの辞書には、алыйはありません。

よろしくおねがいします。
http://ameblo.jp/gonza1729
Posted by いぬかい いて at 2014年10月01日 09:44
 
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